履歴書に必ず記載する項目として、『通勤時間』があります。この通勤時間って、採用担当者は見てるの?なんて疑問を持っている人もいるのですが、実はこの通勤時間って、ちょ~~~~大事なんです。この書き方を誤ってしまうと、不採用になってしまう可能性だってあるのです。
「通勤時間か~?大体40分ぐらいかな~。」
履歴書の通勤時間って、自宅から応募する会社までの通勤時間を書くの??ということは「その会社まで実際に行ってみて、時間を計らないと分からないデータでしょ?」というかたも多いのです。
そのため、この履歴書の通勤時間を記入する欄に、適当に、また大体で、「1時間」「40分」などと記載するかたがいるのです。しかし、この通勤時間は先ほどもお伝えした通り非常に大切なのです。
- 最寄駅が人事担当者と一緒だった。。
- 採用担当者が面接後に計算していた。。
このようなことが実際にあって、「あれっ?記載している時間と違うんだけど・・・。」と採用担当者が確認をして適当に記載してしまったことがバレてしまえば、もちろんイメージが悪くなるだけではなくて、たったこれだけで、嘘偽りとなって不採用となるケースもあるのです。
履歴書は正式な書面であるため、「書き方が分からなかった!」では通用しません。
また通勤時間の書き方は何となく分かっているけど、「徒歩も含めるんだっけ?」と曖昧なかたもいます。
ということで今回は、履歴書の通勤時間の書き方は徒歩も含めるのか?そして通勤時間の正しい書き方も詳しくご紹介していきます。
では早速一緒に確認していきましょう。
通勤時間は徒歩も含めるの?正しい書き方を伝授!
「あれっ!うちの会社から近いね。来週から来れる?」
どうしても入社したいから、通勤時間が例え長くても応募する会社って結構ありますよね。やはり入社したい会社に関しては、通勤時間なんかより、入社後の自分の理想の働きかたを想像すると楽しくなってワクワクが優先されるのです。
しかし、入社後に現実が理想と異なった場合には…
- 通勤時間がストレスに。。
- さらに寝不足でストレスが。。
このように厳しい現実が発生してしまうと、「退社」の二文字が浮かんでくるなんてかたもいます。
もちろんこのようなことが起きる可能性を採用担当者もしっかりと分かっているのです。だから採用担当者は確実に通勤時間をチェックしているのです。
そして通勤時間が長いかたの退社率が非常に高い会社に関しては、1時間以上かかる人は採用しない!反対に、会社から近い人はそれだけで即戦力とされて、採用になることだってあるのです。
また会社が全額交通費支給の場合には、距離が遠いとそれだけで、会社に負担が掛かります。そのため、会社と本人のストレスを確認する一つの項目として通勤時間は非常に大切になってくるのです。
以上の点を踏まえた上で、これからしっかり通勤時間の書き方の知識を得て、少しでも自分が有利になるように、通勤時間を記載していきましょう。
では実際に通勤時間の3つの正しい書き方と注意点があるので、順番に確認していきましょう。
1、自宅から会社までの片道が通勤時間である!
通勤時間の解釈の仕方は、決まりが無ければ、人それぞれになってしまいます。
「電車に乗っている時間でしょ?」「自宅の最寄り駅から会社の最寄り駅までの時間でしょ?」などなど様々な解釈をそれぞれが持っていると思うので、ここで正しい通勤時間をお伝えします。
通勤時間とは、『自宅から会社までの片道の通勤にかかる時間』のことを指しています。「ドアトゥドア(door to door)」と表現することがあります。家のドアを出て、会社のドアを開けるまでということですね。
ということで、通勤時間とは…
- 徒歩も含めます。
- 自転車に乗っている時間も含めます。
- 車に乗っている時間も含めます。
家の玄関を出てから、会社に入るまでに要した時間であれば、すべて含まれるということです。自分の足も、公共交通機関も、もう全部です。
そして履歴書にも、交通手段もすべて記入するのが良いでしょう。
交通手段を履歴書にも記入する!
履歴書には、交通手段を記載する欄が設けられているものもありますが、ほとんどが『通勤時間 約 時間 分』となっていて、交通手段の詳細に関して記入する欄がありません。
しかし、この情報は記載したほうが有利な情報と言えるでしょう。採用担当者が交通手段をもとに速やかに「交通費が確認出来る。」「最寄り駅から自宅までの距離が大体分かる。」といったように、あなたから聴取する前に、把握してもらえるというメリットのある情報となるのです。
採用担当者が聞く前に、また聞かれなかった時のためにも、交通手段は通勤時間の余白のスペースでいいので、記載しておきましょう。
(※下記の画像の赤枠のように記載をしておきましょう。)
2、最短時間を正確に記入する!
見出しの通りで通勤時間は最短時間を正確に記入しましょう。通勤時間は平均として片道「これぐらいはかかるなぁ。」といった、何かを勝手に自分の中で目安にして決めるのは止めましょう。
例え、平均的に計算をしたら、「40分」であったとしても、最短時間が「30分」であれば30分と記載をしましょう。
- 通勤ラッシュの時間は含まない。
- 遅延が多い電車でも遅延時間は含まない。
- 毎日コンビニによるとしても寄り道の時間は含まない。
このように、あなたや公共交通機関の事情は含まないことが大切です。
なぜかというと、これは採用側と応募側に相違がないようにするためです。先ほどの章でもお伝えはしましたが、やはりお互いが計算した時間に相違が発生して、問題が生じてしまうことだけは避けたいのです。
企業側は、あなたの自宅から会社までの通勤時間を…
- 「Googleマップ」
- 「Yahoo!路線情報」
などを使ってチェックすることがあります。
そのため、あなたも企業側と同様に上記のサイトを使って最短時間を調べれば相違が発生しないため、一度チェックをしてメモをしておきましょう。
冒頭でもお伝えはしましたが、やはり「大体これぐらいでしょ。」というのは企業との相違が発生する可能性がため、とっても危険であるということです。
3、通勤時間は5分単位で記入するべし!
通勤時間を確認したら、「42分だった。」「34分だったよ。」とこのように、正確に調べると、細かい数字が出てくると思います。しかし、通勤時間の欄に記入する時間は、『5分単位』で記入をしましょう。
これは、企業側があなたの通勤時間を確認して、パッと目を通してすぐに認識出来るため!また他の応募者とすぐに目で見て比較が出来るため!です。このように採用担当者側への親切な対応として、5分単位で記入をする必要があるのです。
では例としてここで少し確認しておきます。
- 38分であれば、「40分」と記載をする。
- 52分であれば、「50分」と記載をする。
- 57分であれば、「1時間0分」と記載をする。
このように、5分単位で記入したほうが採用担当者は見やすいし、分かりやすいのです。
時間と分の箇所は空白のないようにする!
通勤時間の欄は、『通勤時間 約 時間 分』となっています。この時間と分の前に数字を書きますが、時間と分の箇所は空白のないように、埋めてください。
例としては…
- 40分であれば『通勤時間 約 0時間 40分』と記入する。
- 1時間であれば『通勤時間 約 1時間 0分』と記入する。
このように空白がないように、『0』で空白は埋めてください。『通勤時間 約 時間 40分』や『通勤時間 約 1時間 分』と空白を埋めないのはNGです。
なぜかというと、「記入忘れか?」「正しい時間なのか?」と採用担当者が混乱してしまうことがあるためです。混乱を防ぐために、しっかりと『0』まで記入してすべて埋めてくださいね。(※下記の画像の赤枠のように記載をしておきましょう。)
記入は空白のないようにしましょう!とお伝えしましたが、会社から自宅までが遠いため採用後に引っ越しをするかたもいることでしょう。または、採用後に常駐勤務先が決定するといったお仕事もあるでしょう。
このような場合には、現段階では、通勤時間が全く分からない状態です。
そんな時には…
『通勤時間 約 -時間 -分』でOKです。
上記のように時間と分の前に不明という意味合いで、横線『-』を記入しましょう。
そして通勤時間の余白や本人希望記入欄に「採用をいただきましたら、勤務可能な地域に転居致します。」などと一言記入してください。
(※下記の画像の赤枠のように記載をしておきましょう。)
長い通勤時間を有利にする書き方とは?
「長い通勤時間は寝て過ごします(-_-)zzz」
ここまで、通勤時間の書き方がどれだけ大切であるかをお伝えしてきましたが、書き方ももちろん大事ですが、やはりこの通勤時間の中身というのも、採用担当者はしっかりと見ています。
あなたが面接官だとして、2時間や3時間もかけて会社に来る人がいたとしたらどうでしょうか?採用したい人材であったとしても、少し心配じゃないですか。
- 健康面で問題が出てくるかも。。
- 遅刻や欠勤などに影響は出ないだろうか。。
- 終電が早いので緊急時の対応が難しいかも。。
などなど、通勤時間が長いと会社も不安になりますが、あなたにも同じようなデメリットが発生してしまう恐れがあります。
しかし、面接の時には「大丈夫です。電車の中でしっかりと寝るので、寝不足はないです。」は印象が良くなることはありません。
会社員の通勤時間の平均は約1時間で、1時間以上のかたも結構多いのですが、「どれぐらいから、通勤時間が長いと感じますか?」のアンケートに対して、会社員の平均は1時間30分からだったのです。
これは採用担当者も一緒で、通勤時間に『通勤時間 約 1時間 30分』以上の記載があったら、「う~ん、遠いかなぁ~。」と思うのです。
しかしどうしても入社したい会社なので、何としてでも通勤時間を有利にできないものか?と考えます。はい、実はこの長い通勤時間を有利に伝えることができます。
ではどのような回答が相手に有利に聞こえるのでしょうか。
有意義に過ごしている事をアピールすれば有利!
- 資格を取るために勉強しています。
- 仕事のためになる本を読んでいます。
- パソコンで資料を作成しています。
- 業務タスクの整理をしています。
このように、電車の中でも、有意義な時間を過ごして、人生にとってプラスな時間にしていることをアピールすることが大切です。
また今までの例として、長い通勤時間であったが、「遅刻や欠勤をしたことはありません。」「仕事に支障が出たことはありません。」「休みの日にも早寝早起きを心がけて健康を意識しています。」といった過去の実績もアピールすれば、長い通勤時間が決してマイナスになることはありません。
むしろ、長い通勤時間だからこそ、他の人よりも、仕事や健康面に対して、モチベーションが高いのでは?と思わせることが可能なのです。
採用担当者から「通勤時間が長いですが、大丈夫ですか?」という質問があったら、上記のように肯定的なアピールを積極的にしていきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、履歴書の通勤時間の書き方は徒歩も含めるのか?そして通勤時間の正しい書き方もご紹介してきました。
通勤時間の3つの正しい書き方とは…
- 徒歩も含めた、自宅から会社までの片道が通勤時間である!
(※自宅のドアを出て、会社のドアを開けるまでということ。) - 最短時間を記入するのが大切である!
(※GoogleマップやYahoo!路線情報などで調べた正確な時間。) - 通勤時間は5分単位で記入する必要がある!
(※52分なら、『50分』と記載。)
上記3つが正しい通勤時間を記入するポイントです。
しかし、正しく記載する方法は分かったけど「通勤時間が長いからマイナスな評価になったりしないかぁ。。?」なんて心配なかたもいると思います。
そんなかたは、是非…
- 有意義に過ごしている事をアピールする!
- 過去に全く支障がなかったことをアピールする!
この2つをしっかりとアピール出来れば、不利ではなくて有利になるのです。
会社から近くてもやる気が「う~ん・・・。」な人か、会社から遠いがやる気が「おぉ、いいね!」な人であれば、どちらが採用になるかは一目瞭然です。
とにもかくにも、通勤時間も大切な欄となるので、正確に正しく記入をしましょうね。
【極秘】29社不採用だった男が”アレ”をしただけで一発採用!
本当に恥ずかしい話しなのですが、実は私は29社も連続で面接に落ちていた時期があります。。
しかし、見出しの通り“アレをしただけ”で次から次へと採用が決定し、ついには超難易度が高い大手広告代理店へ採用が決まりました。
私がやった”アレ”は以外にも多くの応募者がやっていないので、今からあなたがやるだけでライバルを抜き出して採用を勝ち取ることが容易になるんです。
そのため、現在面接で苦戦している方やいとも簡単に面接をクリアしたい方は下のリンクをクリックして詳細を確認してみてくださいね。