就活中、転職中であれば、履歴書を「これでもかっ!」とたくさん記載するため、手にタコが出来てしまうかたも多いそう。
また履歴書を書くことに慣れてくると、清書などせずに一気にスピード良く書いていくのですが、「うぉ~~、最後の最後で漢字を間違えた~~~~!!」なんてことになって苦しむかたもいます。はい、20代頃の転職中の私の悲鳴です。。
話しは変わりますが、あなたは履歴書の印鑑欄に印鑑を押していますか。
「印鑑の押印欄に名前を書いてしまう人がいる!」
印鑑の押印欄(おういんらん)って履歴書にもよるかとは思いますが、「印鑑」や「印」といったここに印鑑を押すようにといった記載がない履歴書も結構あります。
そのため、私の友人はそこが印鑑を押す欄だとは気づかずに、押印欄に自分の名前の「武」と記入してしまったのです。。(※下記の画像のように・・・。)
もちろん、面接では、面接官に「ここ、、印鑑を押す欄に名前を記入してますね。。」と何とも微妙な空気に包まれてしまうようなツッコミが入ったそう。武くんのその後の採用結果は、あなたの想像にお任せします…
このように、印鑑の押印欄があっても、間違えて名前を書いてしまう人もいますが、反対にこんなかたもいます。
履歴書をすべて書き終わって最後に印鑑を押印しようと思ったが「あれっ、印鑑の押す欄がないんだけど・・・」と。。なんと履歴書という正式な書面なのに、印鑑を押印する欄がなかったのです。これは、履歴書を発行している会社に連絡をしなくては・・・
とその前に落ち着いて一旦立ち止まりましょう!
それって本当はあえて印鑑の欄がない履歴書なのではないでしょうか?
そうなんです、実は印鑑を押印する欄がある履歴書、ない履歴書のこの2つが現在は流通しているのです。
では印鑑の欄が無かったら、印鑑はどうすればいいのか。どこかに押すのか?または押さなくてもいいのか?
ということで今回は、履歴書に印鑑の欄がなかったら、印鑑は押すの?または押さないの?についてご紹介していきます。
では早速一緒に確認していきましょう。
履歴書に印鑑の欄がない!どうすればいいのか?
「人に従うことを知らないものは、良き指導者になりえない。」- by アリストテレス -(古代ギリシアの哲学者)
履歴書を購入したが、印鑑を押印する欄が、目を何回擦っても見当たらない・・・。一体なぜだ。発行ミスか。。なんて真剣に考えてしまう人もいます。
しかし、冒頭でもお伝えしましたが、現代の履歴書には、印鑑を押印する欄がない履歴書と、押印する欄がある履歴書の2通りの履歴書が存在しているのです。
この記事を書いているのは、2016年ですが、この段階では、ほとんどといっていいほど、コンビニ、文房具屋、100円ショップ…などで履歴書を探しても、押印欄がない履歴書となっています。
では早速ですが、履歴書の印鑑欄がなかったらどうすればいいのか?
- 余白に押すの?
- 押さなくいいの?
- 企業に押すか確認するの?
さぁ、一体どれが正解なのか。
その真実とは、古代ギリシアの哲学者のアリストテレスの名言に真実が隠されています。
今後あなたが、企業に入って、成長していって、出世します。その時、あなたが良き指導者として、下から慕われる人間になるには、人に従うことを知っていなくてはならないということなのです。
少しばかり言葉を置き換えると、『世の中に従うこと。』も大切だということ。
ここまでお伝えすれば、ほぼ正解は分かっていると思いますが、順番に詳しくお伝えしていきます。
ではまずは印鑑欄が無い履歴書はどうすればいいのか?について確認していきましょう。
印鑑欄が無ければ押さない!
見出しそのままですが、印鑑欄が無ければ押さない!が鉄則です。「履歴書は正式な書面ということで、印鑑は必須なのでは?」と思うかたもいると思いますが、やはり何度もお伝えしている通り、現在は履歴書に印鑑を押す欄がないものが主流となっています。
別に、履歴書を発行した会社が手抜きをして、押印欄を作っていないのではありません。また作成ミスで押印欄がないということでもないのです。押印欄が無いのは、あえて押印欄を設けていないのです。そのため、押印欄が無ければ、押さなくていいのです。
ここで、頑固に名前の横などに押してしまう人もいるのですが、面接官に「押さなくてもいい履歴書に印鑑を押している・・・。従うことが出来ない人なのか?」といった悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、ここは踏み止まって押すのを止めましょう。
では続いては、印鑑欄があったら、どうすればいいのでしょうか?
印鑑欄があれば押す!
これもまた、見出しの通りではありますが、印鑑欄があるので、必ずしっかりと押してください。忘れないで、必ず押してくださいね。
ここで「えっ何で?さっきは押さなくいいっていったじゃん。」なんて思うかたもいると思いますが、先ほどの履歴書には押印欄が無かったから押さなくいいのです。しかし、今回の履歴書には、押印欄がしっかりと設けてあるのです。
そうです、印鑑欄があるのであれば、それに従ってしっかりと押しましょう。印鑑はシャチハタはNG。朱肉を使うタイプの正式な認印を押してくださいね。
名前の横に印鑑などの記載があるのでそこに押してください。履歴書によっては、印鑑の記載がなくて枠だけ設けている履歴書もありますが、間違っても、自分の名前を「武」などと記載しないで、そこには印鑑を押してくださいね。
では続いてはちょっとレベル上がります。印鑑欄が無いのに、企業側から「履歴書には印鑑を押して郵送してください。」などといった指示があった場合にはどうすればいいのか?
印鑑欄が無いが押すように言われた!
購入した履歴書に、印鑑欄が無いのに採用担当者からメールで「※履歴書には印鑑を押してください。」といった指示がある場合もあります。
このような指示に対して、「いや、その手にはのらないよ、だって印鑑欄が無いんだから押しちゃダメでしょ?」なんて思う人もなかにはいるかもしれません。
印鑑欄が無ければ、押さない!ということは先ほど確かにお伝えしましたが、ここは臨機応変に対応してください。履歴書に印鑑を押してください!と言われたのであれば、印鑑を必ず押しましょう。
でも押す欄がないんだけど、どうすればいいの?
- 名前の右横に、押してください。
- また、朱肉を使った認印で押してください。
これでOKです。
履歴書に押印欄が無いからといって、押印欄のある履歴書を購入しようとするかたもいますが、そこまでしなくても大丈夫です。押印欄がある履歴書を探すほうが難しいのは、採用担当者も分かっています。
そのため、名前の横に少し余白を作っておいて、そこに、きれいに印鑑を押しましょう。(※下記の画像が見本です。)
もちろん、お持ちの履歴書に押印欄があれば、その欄に印鑑を押してくださいね。
なぜ履歴書に印鑑欄がないのか?
「押印の必要性を考えたら、履歴書には必要が無かった。」
1997年までは、履歴書には印鑑を押すという正式な書面でありました。もちろん、今も正式な書面でありますが、1997年に「押印見直しガイドライン」というものが、閣議決定されて、履歴書は署名だけで、十分であるということが認められたのです。
「押印見直しガイドライン」から抜粋した内容!
押印を求める必要性や実質的意義が乏しく、押印を廃止しても支障のないものは廃止し、記名のみでよいこととする。
(注)次のような文書は、上記に該当すると思われる。
履歴書、住所変更届、廃業届等で、単に事実・状況を把握することのみを目的としているもの
このように、押印ガイドラインにて総務省が閣議決定するまでは、履歴書には押印欄がほぼあったのですが、それ以降は徐々に押印欄が無くなっていって、2016年の現在では押印欄のある履歴書を購入しようとしても、押印欄のついた履歴書を購入するほうが難しくなっているのです。
今までは、何でもかんでも、署名、押印が必要であったのも、この「押印見直しガイドライン」が定められてからは随分と押印する書面も減ってきているのです。
結構なかた~~い契約書なんかはには、もちろん押印をしますが、それ以外は押印が無くても問題がない書面も多くなっています。
とは言ったものの、まだ履歴書には押印欄があるものも存在しています。また押印欄を企業側から求められることもあるのです。
では、一体印鑑欄がある履歴書とない履歴書はどちらを選択したほうが良いのか?
印鑑欄があるのとないの!どっちを購入すべきか?
就活、転職活動中にはたくさんの企業の面接を受けるため、履歴書って結構多めに購入してストックしていませんか。私が、転職活動中の時には、履歴書と証明写真は結構多めに購入したりしていました。
ということで、早速ですが正解は、今持っている履歴書で対応すればそれで良いということです。
- 「押印に関して企業から指示が無い場合」⇒押印欄が無ければ押さない!あったら押す!
- 「企業側から印鑑を押すように言われた場合」⇒押印欄に押す!押印欄が無かったら名前の右横に押す!
でOKです。
今現在履歴書がないかたで、企業からすでに押印の指示を受けているのであれば、見た目が少々良くなるので、押印欄つきの履歴書を購入しましょう。特に指示がなかったら、押印欄がない履歴書を購入すればいいのです。
押印欄がある履歴書を購入してしまうと今後の面接でも必ず押印しなければいけないという少しの手間がかかってしまうので、毎回押印するのが、面倒であれば、押印欄がない履歴書を選択しましょう。企業から押印するように言われたら、その時には、名前の横にきれいに押印すれば、いいだけですから。
それでは、最後に印鑑の正しい押し方について一緒に確認していきましょう。
印鑑の綺麗な押し方ガイドライン!
ここまでで履歴書には押印欄があったら、また企業側から押印をするように指示があった場合には、履歴書にしっかりと印鑑を押すということがわかりました。
では、実際に押印する機会があった場合には、きれいに押印する必要がありますので、ここでしっかりときれいに押印する方法をご紹介していきます。
まず用意してもらいたい印鑑は認印といった正式な文書に相応しい印鑑です。スタンプ印と呼ばれる、シャチハタの印鑑はNGです。
印鑑にも様々な印鑑があって、実印、銀行印、認印があるのですが、ご存じでしたか。20代の時の私は、金融機関に届ける時の銀行印をすべて一緒のものとして、代用していました。。また実印とは印鑑登録に使用する印鑑であるため、やはり履歴書に押印する印鑑は認印が相応しいのです。
履歴書用として認印を作成しているかたも中にはいるので、もし認印をお持ちでないかたは、この機会にお一つ認印を作成してもいいかと思います。
では本題である履歴書に印鑑をきれいに押印するコツをご紹介します。
きれいに印鑑を押す方法!
- マットを用意してその上にきれいに履歴書を置きます。
- 印鑑に朱肉を適度につけます。
- 印鑑の向きをしっかりと確認します。
- 左手の親指で印鑑をおさえます。
- 左手を右手の上に添えて「の」の字を描くように押します。
※ゆっくりと重心を移動されながら、「の」の字を描くように、適度に力を入れて押すときれいに押すことができます。
印鑑を押す機会ってあまりないので、誰もが最初は上手く押せないものです。
そのため、印鑑を履歴書に押す前に、別の用紙で何回か練習として、押してみてください。何回か押すだけですぐにコツを掴むことが出来るので、コツを掴んだらその調子で、履歴書にもきれいに押してみてくださいね。
※動画でも「印鑑のきれいな押し方」を確認してみてください♪
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、履歴書に印鑑の欄がなかったら、印鑑は押すの?または押さないの?についてご紹介してきました。
履歴書の印鑑問題は実にシンプルです。
- 印鑑欄が無ければ押さない!
- 印鑑欄があれば押す!
- 印鑑欄が無いが押すように言われたら余白に押す!
(※押印欄があれば、押印欄に押しましょう。)
たったこれだけです。
最近では履歴書に押印欄がないことが多いので、基本的には印鑑を押す機会はあまりないでしょう。
今持っている履歴書を確認して押印欄があれば押しましょう。無ければ押さないでいいということです。ただ企業側から履歴書に印鑑を押して、提出するように言われることがあるので、その際には、しっかりと認印を押して提出してください。
またこれから履歴書を購入する場合には、押印欄のない履歴書でももちろん結構ですが、予め、採用担当者から押印するように言われているのであれば、押印欄がある履歴書を購入して押印欄に押すと見た目が少しきれいになるのでいいでしょう。
「人に従うことを知らないものは、良き指導者になりえない。」今回はこの名言をこの記事に残させて頂きます。
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