面接って緊張しますよね。もちろん、その企業に本気で入社したいからこそ、緊張感が高まってきます。そんななか、より緊張する、そしてプレッシャーに押しつぶされてしまいそうになる圧迫面接が始まったらどうなってしまうのか。
「・・・で、終わりですか?」
私が20代の頃、転職活動をしていたときにも、何回か圧迫面接がありました。面接官は常に眉間にシワを寄せていて、こっちをまるで睨んでいるかのよう。。また質問に対して、自分が返答すると、なぜか「・・・で、終わりですか?」と圧迫的な質問が返ってくるのです。。
しかし、こちらとしても、もう終わっていたので、「はい、終わりです。」と返答していました。約1時間に及ぶ圧迫面接も終了して、一安心。この採用結果に関しては後日電話で連絡があって無事に合格でした!恐らく焦りながらも、素直に対応できたのが、良かったのでしょう。
このように、圧迫面接とは、意地悪な質問や批判をしてきたり、横柄であり威圧的な態度をとってきたりもするのです。そして応募者の答えや反応、態度をチェックして評価基準にしたります。
う~ん、ではこのような圧迫面接の質問とは他にどのような質問があるのでしょうか。面接の前に予め質問内容やどんな態度をとってくるのかが分かっていれば、対処することもできますよね。
という事で今回は、圧迫面接によくある質問例と態度の例、また対処法に関してもご紹介していきます。
では早速一緒に確認していきましょう。
圧迫面接でよくある質問例と態度を一挙紹介!
圧迫面接の面接官の質問や態度に関しては、それぞれの面接によって、もちろん異なりますが、いくつかの共通点はあるのです。
ではその共通点とは…
- 質問に関しては『答えづらい質問をしてくる』『自分の答えに対して批判してくる』
- 態度に関しては『自分に興味のないような態度』『威圧的な態度』
といったような共通点があります。
これらを踏まえて、圧迫面接の質問と態度の例に関して、詳しく確認していきましょう。
『質問』で圧迫してくる!
・「うちの会社が不採用になったらどうするの?」
・「応募者のなかで年齢が割と高いけど、どう思う?」
・「この仕事に向いてない感じするけど?」
・「ありきたりの回答だね?」
・「何でうちの会社?他のほうが向いてるんじゃない?」
・「すべての質問にすぐに返答してね。」
・「採用したら、辞退しないって約束できるの?」
・「ちゃんとうちの会社調べてきたの?」
・「それで採用されると思ってるの?」
・「君からはエネルギーが感じられないけど?」
・「採用までには、まだまだ遠いかも。」
・「その考えはちょっと甘いね。」
・「君がうちで何をしたいのか見えてこないんだけど。」
・「はっきり言って、うちの会社は厳しいよ。」
・「うちに入っても、続くのかな?」
・「今までのは全然スキルとは言えないね。」
・「三流の大学だね。何を勉強してきたの?」
・「このまま面接続ける?それともやめる?」
・「趣味、特技とおもしろい話をしてください。」
・「応募者多いけど、それで採用されると思う?」
・「結婚と仕事の両立は難しいんじゃないの?」
・「別にうちの会社じゃなくてもいいんじゃないの?」
・「遊びと仕事の区別は分かる?」
・「かなり甘いね。」
・「もしよかったら、帰っていいよ。どうする?」
・何を答えても、「本当に?」
・「それでコミュニケーション能力があると思う?」
・「それで本当にうちの会社に入りたいんですか?」
・「前の会社で何を学んできたの?」
・「その歳でこれじゃ厳しいかもよ?」
・「学生気分で来てないよね?」
・返答をしたら「・・・で、終わりですか?」
・「アルバイトがスキル?って誰が信用するの?」
・「笑って誤魔化してるでしょ?」
・「時間あんまりないからね。」
・「もっと努力しないとダメでしょ?」
・「履歴書見たけど、うちの会社は厳しいと思うよ。どう思う?」
このように、かなり厳しい質問や言葉が圧迫面接では飛び交ってくるのです。ただここはあくまでも面接。そのため、決してあなたの人格を否定しているわけではないので、絶対にムキになってはダメですよ。
では続いて、圧迫面接の際の面接官のよくある態度に関しても確認していきましょう。
『態度』で圧迫してくる!
・腕を組んで眉間にシワを寄せてこっちを見てくる。
・ほおずえやあくび、ため息をついている。
・眼鏡を吹いている。
・結構な割合で携帯やパソコンをいじっている。
・携帯電話で電話し始める。
・ポケットに手を突っ込んでいる。
・面接官同士でなぜか笑っている。
・自分の話しを割って入ってくる。
・ずっと相づちしかしない。
・なぜか目を合わせようとしない。
いかがでしょうか。このように面接官は威圧的だったり、機嫌が悪いような仕草、自分に全く興味のないような態度をとって面接で圧迫してくることがあります。ただやはりこの面接官の行為に関しても、もちろん意味があるのです。
それでは続いて、圧迫面接で面接官が厳しい言葉や恐ろしい態度をとってくる意味について確認していきましょう。
圧迫してくるのには意味がある!
なぜ面接官は圧迫してくるのか?・・・この意味が分からないと、「ただただ恐い。。」または「面接に恐怖を覚えてしまう。。」といったように、精神的にかなり追い込まれてしまうかたもいるでしょう。
またこの会社は『ブラック企業なのでは?』なんて思い、見事採用になったとしても、「残念ながら、断ろう。。」なんて思ってしまうことだってあるのです。
ではこのような面接の意味を確認して質問や態度を理解していきましょうね。
ストレス耐性チェックをしている!
ストレス耐性チェックとは、要するにどれだけストレスに耐えられるか?どのような状況でメンタルが下がってしまうのか?といったことをチェックするといったことです。
会社員になって多くの人と接することにならば、誰しもストレス問題を抱えてしまうのは、仕方のないことでしょう。
ただこのストレスに対して…
- どれだけ耐えられるパワーがあるか?
- メンタル力でカバーすることは可能か?
といったように、ストレスに負けて会社をすぐに辞めてしまう人もいれば、ストレスにある程度耐えることができて継続する力がある人もいます。
これを面接でチェックするには、やはりただの質問では分からないので、あえて厳しい質問を投げかけたり、横柄な態度をとって相手にプレッシャーを与えて反応をチェックするといったことをするのです。
そしてあなたの対応力に関しても面接官は目を向けていますよ。
対応力のチェックをしている!
社会人になれば、本当に多くの人と接する機会が増えます。学生時代とは異なり、嫌いな人は避ける!なんてことも通用しないのです。
そのため、人間関係に関しては上手に付き合っていかないと、あなたは仕事を円滑に行うことが出来なくなってしまい結果的にこれも『退職!』といったことに繋がってしまうこともあるのです。
そのため、面接の際に予め様々な質問をして…
- 冷静に対応できるか確認をする。
- 臨機応変に対応できるか確認をする。
といったようにあなたの対応力を確認して、コミュニケーションを円滑に行うことが出来るか?これから先、理不尽なことがあっても対応することができるのか?といったところをしっかりと判断するのです。
という事で上記で紹介した質問や態度が実際に面接であった場合には、「何だこの会社やばくない??」ではなくて、「これが圧迫面接か、ヨシッ冷静に対応しようじゃないか!」といったように落ち着いて対処すれば問題ありません。
とは言っても、面接では緊張も重なってしまうため、上手に切り抜けられない。。なんてかたも多いのです。そのため、最後に圧迫面接を対処するコツを具体的に確認していきましょう。
圧迫面接を対処するコツとは?
圧迫面接を攻略するのは、なかなか難しいものです。何回、何十回、圧迫面接をやっても上手に対処することが出来なかったなんてかたも多いのです。そのため、ここで圧迫面接に対処するコツをお伝えしていきます。
ではその圧迫面接を対処するコツとは…
- どんな質問でもムキにならない!
- そういうものだと割り切る!
- ポジティブに考えると楽になる!
この3つが圧迫面接を対処するコツとなるのです。
では実際にどのようなものなのかを詳しく確認していきましょう。
1、どんな質問でもムキにならない!
先ほどお伝えした質問例を確認してあなたの気持ちはどのような気持ちになりましたか?「偉そうに!!」とか「イラっとするな!!」とか思ったかたもなかにはいるのではないでしょうか。
しかし、ここがこの圧迫面接での落とし穴となります。やはり面接官はあなたのストレス耐性をチェックしたり、対応力を確認しているのです。
それなのにあなたがこのように返答したらどうでしょう…
- 「それは違うと思います!」
- 「そんなことは全くありません!」
などといったように、真っ向から否定してしまい、対立してしまえば、面接官からは「ストレス耐性が欠けているかな。。」なんて思われてしまいマイナス評価は避けられません。
そのため、まずはこのような攻撃的な質問などがあったとしても、「おっ、きたな。これが圧迫面接か!楽しもう♪」といったように、圧迫面接もあなたのこれまでの能力を発揮できる最適な場所と捉えて、圧迫面接ですら楽しんでしまいましょう。
ムキになってしまったら、面接官の思うがまま!ということだけは覚えておいてくださいね。そんなわけで、この圧迫面接はそういうものだと割り切る!といった精神も大切なんですね。
2、そういうものだと割り切る!
面接には様々な面接があります。就職面接、転職面接、アルバイト面接、公務員面接、などなど、あなたの現在の状況だったり、応募した会社の採用内容によっても、面接スタイルは大分変ってくるのです。
そうなんです、今回お伝えしている『圧迫面接』もそのなかの一つの面接スタイルで、特別変わった面接というわけでもないのです。たまたまそういう面接のスタイルだっただけという事。「今日は圧迫面接か~~♪」ぐらいに気楽に考えればいいのです。
私の場合はこの「圧迫面接」という言葉が好きではないので、心配することもない気楽に考える面接として、『楽観面接(らっかんめんせつ)』と勝手に変えて呼んでいます(笑)
圧迫面接というと「何か恐ろしいな~!」なんて思ってしまうかもしれませんが、『楽観面接』だと「ラクチンな気持ちで楽しもう~。」なんて思ってきませんか。
そうなんです、この面接に関してはネガティブに考えてしまう人が多くて失敗するケースが多いのですが、反対にポジティブに考えてしまえば、意外と楽勝!なんですよね。
3、ポジティブに考えると楽になる!
ここまでの話しも大分ポジティブだったと思いますが、最後にもっともっとポジティブになって、圧迫面接の壁を突破していきましょう。
ではどうすればポジティブになれるのか?・・・というと実は結構簡単なんですよ。
こういう考えを持ってみてください…
- 面接官もお金を貰って仕事で圧迫しているだけです。
- 面接官は面接のときだけ頑張って演技しているだけです。
いかがでしょうか。面接官はただ単純に仕事のため、ある程度威圧的な役になって演じているということなんです。
今までは、「うぁ、恐い。。」「最悪な面接にあたった。。」なんてネガティブな思考になっていたかたも、ぜひ上記のような考えを持ってみてください。
「そうだよね、面接官も同じ人間だもんな♪」「面接官と一緒になって面接を楽しもう♪」なんてポジティブな気分になりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、圧迫面接によくある質問例と態度の例、また対処法に関してもご紹介してきました。
圧迫面接の面接官の質問や態度に関しては、いくつかの共通点があって…
- 質問に関しては『答えづらい質問をしてくる』『自分の答えに対して批判してくる』
- 態度に関しては『自分に興味のないような態度』『威圧的な態度』
といったような共通点がありましたね。
面接は様々な面接のスタイルがありますが、この圧迫面接もその面接のスタイルの一つということだけで、特別ネガティブになることは全くないのです。
そのため、対処法としては…
- どんな質問でもムキにならない!
- そういうものだと割り切る!
- ポジティブに考えると楽になる!
この3つが圧迫面接を対処するコツとなるのです。
ぜひ今回の記事を参考にして、圧迫面接をあなたの面接スタイルのなかで『楽観面接』にしてラクチンな気持ちで楽しんでみてくださいね。
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