転職が決まった後に入社までに期間が空いている、会社を退職して個人事業主になる、などなど、会社を何かしらの理由によって退職した場合には、一般的には『国民健康保険』に切り替えます。
「国民健康保険に切り替えなかったら、いろんな意味で痛かった!」
私が転職が決まって会社を退職した時の話しです。月末に会社を退職して、転職するまでの間は2週間ほど余裕があったのです。しかし、「2週間なら、何も起きないでしょ。」と安易な考えから、国保の手続きをせずに過ごしてしました。
しかし、何と突然の「歯が痛い、、、」といった予想外の展開にビックリ!保険証はないが、転職も決まっていることから、何とかなるかな?なんて思い、また我慢が出来なかったため、歯医者に行きました。
はい、無事に治療はして頂きましたが、治療費は全額負担となってしまったのです。。。
あまりの全額負担の大きな金額にたまげた私は、今まで社会保険に加入して、7割を負担して頂いていたことに心より感謝をした次第であります。
このような私の失敗体験からも言えるように、退職をしたのなら、国民健康保険に切り替える手続きをしっかりとすること。そのために、手続きに必要な書類は早め早めに準備してすぐに切り替えられるようにしておくことがとっても大切です。
という事で今回は、退職後に国民健康保険に切り替える際の手続きの必要書類と注意点についてご紹介していきます。
では早速一緒に確認していきましょう。
退職後に国民健康保険に変更!手続きに必要な書類とは?
転職した後に、全くブランクが発生せずに、例えば5/31日に退職をして、6/1日から新しい会社に入社するのであれば、国民健康保険に切り替える必要はなく、新たに転職した会社で社会保険に加入する手続きをすれば問題ありません。
しかし、1日でもブランクが発生してしまうのであれば、先ほどの私の例もありましたが、国民健康保険に切り替えるのがマストと言えます。
私の場合は、歯医者の治療費で済みましたが、急に大きな病気や事故がやってくる可能性がないとは言えませんよね。その場合に保険を切り替えていなかったばっかりに、治療費を全額負担となってしまったら、それこそ生活に支障が出てしまうこともあるのです。
では、早め早めに準備をするためにも、まずは手続きに必要な書類を確認していきましょう。
国民健康保険に変更する際に必要な書類!
会社を退職して、社会保険から国民健康保険に切り替えるためには、ご自身で手続きを行う必要があります。「勝手に切り替わるのでは?」なんて思っている方もいるようですが、ご自身で手続きをしないと、国民健康保険証は発行されないので、速やかな手続きが必要です。
そして実際に、必要な手続き書類は下記の通りとなります。
手続きに必要な書類!
⓵退職日が確認出来る書面(退職証明書、離職票など)
➁身分証明書(免許証など)
⓷印鑑
⓸マイナンバー通知カード(※必須ではありませんが、手続き書面にマイナンバーの個人番号を記入する欄があるので、持っていくと良いでしょう。)
以上の4点を持っていきましょう。「忘れ物があって手続きが出来なかった!」・・・なんてことにならないように、予め前の日から用意しておくといいですね。
また手続きに関しては、退職日から14日以内で、お近くの市区町村役場や国民健康保険の窓口で手続きが可能です。
ここでのポイント!
上記でお伝えした手続きに必要な書類の中に、「⓵退職日が確認出来る書面」がありましたね。この書面に関しては、退職先の会社にて発行してもらう書面になりますが、実は書面によって、すぐに受け取れるものとそうでないものがあるんです。
どういうことかというと、離職票に関しては発行までに1週間から10日程かかるが、退職証明書はすぐに発行が出来るため、基本的にはすぐに手に入るのです。
離職票を取り寄せたが、なかなか書面が届かずに、国保に切り替えらなくて困ってしまう方も中にはいるようなので、すぐに発行してもらえる退職証明書を取り寄せた方が良いでしょう。
※会社によって状況などが異なる場合もありますので、一度退職先の会社に確認してみましょう。
手続きが間に合わなかった場合はどうなるのか?
手続きに関しては、『退職日から14日以内』とお伝えしました。しかし、「手続きをうっかり忘れてた・・・」や「必要書類が手に入らずに手続きが出来なかった・・・」なんてことになってしまったら、どうなってしまうのか?
これに関して答えを先にお伝えすると…
14日以内の期限が過ぎてしまった場合でも手続きは出来ます。
しかし、手続きをするまで保険証がないので、病院に行ったら全額負担となります。
何度も言いますが、やはり手続きをして国民健康保険に切り替えるまでは、全額負担となるということ。
より詳しく『保険証の切り替え』に関して、確認するために、「転職で保険証の切り替え!病院に行くベストな方法を伝授」も確認しておきましょう。
『任意継続被保険者』に加入する方法もある!
任意継続被保険者とは、前職にて2ヵ月以上勤務をしたのであれば、最大2年間は前職の会社の社会保険に加入することが出来るというシステムなんです。
国保と保険内容に関しては、同じですが、保険料が異なるため、任意継続被保険者に加入した方が、保険料が安くなることがあるのが、メリットとなります。この保険料金のシミュレーションに関しては、ご自身のエリアを管轄している自治体のホームページで出来る場合もあります。または実際に役場に行って相談してみましょう。
※転職が決まっている方に関しては、転職日によっては、2重払いになってしまうこともありますので、注意が必要となります。下記の例を参考にしてみましょう。
「5/31」に現職を退社!「6/15日」に転職先に入社の場合!
6/1~6/14日までの間は任意継続被保険者へ加入した場合ですが、前職の6月分の社会保険料と転職先の6月分の社会保険料を2重で払うことになってしまうのです。
なぜかというと、社会保険と国民健康保険は日割り計算することが出来ないからです。
ということで…
- 時間をかけてじっくりと転職活動をするので転職はまだまだ先になりそうだ!
- シミュレーションをしてみたら、国民健康保険の料金よりも安くなった!
といった方に関しては、任意継続被保険者はオススメなのかもしれませんね。
※転職を希望している方が、今後転職先が決まった際にはタイミングによって、2重で保険料が請求が発生されてしまう恐れがあるので、保険料に関しては日割りが出来ない!という事はしっかりと覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、退職後に国民健康保険に切り替える際の手続きの必要書類と注意点についてご紹介してきました。
手続きに必要な書類は下記の通りとなります。
- ⓵退職日が確認出来る書面(退職証明書、離職票など)
- ➁身分証明書(免許証など)
- ⓷印鑑
- ⓸マイナンバー通知カード(※必須ではありませんが、手続き書面に個人番号を記入する欄があるので、持っていくと良いでしょう。)
以上の4点を持っていきましょう。「忘れ物があって手続きが出来なかった!」・・・なんてことにならないように、予め前の日から用意しておくといいですね。
また手続きに関しては、退職日から14日以内で、お近くの市区町村役場や国民健康保険の窓口で手続きが可能です。
万が一、何かしらの理由によって14日以内に手続きが出来なかった場合はどうなるのか?・・・その答えとは、実は14日以内の期限が過ぎてしまった場合でも手続きは出来ます!しかし、手続きをするまで保険証がないので、病院に行ったら全額負担ということになるのです。
そうです、14日間を過ぎた15日以降になってからであっても、国民健康保険の切り替えは出来るのですが、保険に関しては手続きが完了した後でないと使用できません。という事で、遡って15日以前の保険料を請求することは基本的にNGとなります。
このようなことがないように、国民健康保険の切り替えに必要な書類を早めに用意しておき、すぐに切り替えの手続きをすることが大切となってきます。
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