20代の時に「誰かにヘッドハンティングされないかな~!」なんてヘッドハンティングに憧れを抱いていた私。しかし、なんだかんだで、ヘッドハンティングなどされることなく20代が過ぎ去りました。。
「ヘッドハンティングは断れるのか?」
ヘッドハンティングとはヘッドハンターや転職エージェントより、優秀な人材がどこの誰からか、推薦されて、スカウトされることであります。このヘッドハンティングをされて、直接担当者とお話しをして、実際に転職をした方も多いのです。
例え、あなたの条件は少しずれていたとしても、そのずれさえも、巧みな話術で、転職へと導いてしまうヘッドハンター達。
私の友人もアパレルの販売員の仕事をしていた時に、「将来の夢は販売のプロフェッショナルだ~!」なんて言っていたにも関わらず、ヘッドハンターによる引き抜きであっさりと、アパレル営業の道に転身。。。
彼は転職後、確かに言っていました。「断る気ならヘッドハンターには合わないほうがいいよ。。。」と。そうです、彼もまた巧みな話術で、見事に引き抜き転職を成功・・・??をさせた一人であります。
そんな私の話しはさておき、あなたもすでにヘッドハンティングを断る事が決まっているのなら、メールで対応しましょう。しかし、今後のあなたとヘッドハンティングの会社や担当者とは良好にお付き合いをする方が何かと得。
という事で今回は、ヘッドハンティングの誘いをメールで丁寧にお断りする方法をご紹介していきます。
では、早速一緒に確認していきましょう。
ヘッドハンティングをメールで断るポイント!
先ほどもお伝えしましたが、ヘッドハンティングを断る場合には、メールでしっかりと断るのが、ベストと言えるでしょう。
ヘッドハンターはあなたを引き抜くのがお仕事です。勧誘と似ていますが、その辺の勧誘よりも、さらに強者であると考えましょう。
保険などの勧誘も、プロの手からすれば、保険など加入する気もない人を勧誘して契約に導くこともできます。そしてヘッドハンターもあなたが「う~ん、どうかなぁ~?」なんて考えている隙があれば、その隙に入ってきて、上手に転職を促し、転職をしたくなるように仕向けます。
そのため、電話や会って断るのは止めた方がいいということになります。という事でもっとも、相手との距離感を保ちつつ、丁寧に断ることが出来るのが、メールということなんです。
ではメールで断るポイントが4つあります。
- 断ることに罪悪感は必要ない!
- 断る場合でも丁寧な姿勢が大切!
- 理由はハッキリではなくて、ぼかすことが大切!
- 早めに決断して、早めに断るのがマスト!
上記の4つのポイントをまずはしっかりと抑えて、自分の気持ちと相手の気持ちを整理した上で、メールを作成していきましょう。
では、順番に4つのポイントを確認しましょう。
1、断ることに罪悪感は必要ない!
誰かの誘いを受けると嬉しくなり、また必要とされているという優越感が生まれて、「なかなか断れない。。。」なんて方も特に日本人には多いのです。
しかし、ヘッドハンティングはあなたの人生が掛かっています。友人の誘いをどうするか??といった話しとは丸っきり異なります。断ることに罪悪感を感じてしまえば、自分の人生を相手に委ねることを了承するということ。その結果として、ヘッドハンターのお誘いに断ることが出来ず、引き抜きされて、後になって後悔。。。なんて方も結構多いのです。
またあなたがヘッドハンティングをされているという事は少なからず、あと5名以上は同じ企業のヘッドハンティングの対象となっていることでしょう。
そのため…
- ヘッドハンティングされたから転職を考えよう!
- 自分を求めている企業があるので転職を考えよう!
- このチャンスは最後かもしれないの転職を考えよう!
などといった安易な考えになってしまっている方は、『ヘッドハンターや転職エージェントからスカウトされているのは、特別あなただけではないということ。』をちょっと考えてみてください。
そのため、あなたが断った所で、ヘッドハンターは他の方をグイグイと攻めればいいだけなので、特にここであなたが罪悪感を感じる必要はないのです。
またヘッドハンターも、プロではありますが、長年この仕事をしていれば、断られるのにも、慣れています。あなた一人が断ったことで、「うぅ~胃が痛い~。」なんていったような、極端に精神的に弱い方はあまりいないことでしょう。。・・・反対に精神的に強いかたは多いですが。
そのため、丁寧ね姿勢で断れば、この後もヘッドハンターや転職エージェントと良好な関係を保つことが出来ます。
2、断る場合でも丁寧な姿勢が大切!
今回はヘッドハンティングを断ることになったとしても、今後もあなたをサポートしてくれたり、取引先になる可能性だってあるのです。この狭い世の中では人と人の繋がりはとても大切であります。そのため、メールの文章はクライアントと同じ意識を持って、細心の注意を図り、丁寧な文章で断るのがコツです。
そして、「なぜ断るのか?」に関して明確にした上で…
- 今回の案件も素晴らしい案件であった。
- 今後はこのような条件であれば、検討したい。
などといったように、ヘッドハンティングをしてくれたことへのお礼と、「今後もよろしくお願いいたします。」と一言加えましょう。もちろん、現在の所、全く転職する気がなくても、今後何かのタイミングで今の仕事よりもやりがいがある仕事、年収が高い仕事を、探してくれることもあります。
ここで、ヘッドハンターや転職エージェントの批判や失礼な文章、また社会人としてこれってどうなの?なんて思われる文章は、折角の繋がりも、ここで縁が切れてしまう可能性だってあるのです。いくら断るからといっても、ここで丁寧な文章を作成して相手に伝えることで、今後のあなたの社会的地位も向上することでしょう。
そのため、断る理由とは、思ったことを並べてハッキリと断るのではなくて、軽くぼかしてメールを送るのが、次のポイントです。
3、理由はハッキリではなくて、ぼかすことが大切!
ハッキリと断りの意思表示をすれば、しつこい勧誘は収まるだろうと思い、自分の断る理由をあるがままにヘッドハンターに伝えてしまう人もいるのですが、これも上記でお伝えしたように、今後のお互いの関係が良好にいかなくなってしまう要因の一つになってしまうのです。
特に相手のヘッドハンターや転職エージェントを批判してしまうのは、もっともNGな断り方と言えるでしょう。
例えば…
- 今の会社よりもかなり待遇が悪いよ。。
- その会社に魅力なんてちっとも全く感じないよ。。
- 今の会社の年収をもっと上回らないと。。
などなど、本当にこのようなことを思ったとしても、直接ストレートに伝えるのはNG。(※ヘッドハンターと前向きに話し合いして相談をしているのであれば話は別ですが。)
相手も、適当に選択をして、あなたをスカウトしているわけではもちろんありません。今回はあなたとマッチはしませんでしたが、ヘッドハンターや転職エージェントがあなたの今後の未来のために、しっかりと考えた上でオススメしてきた案件です。
友人に「友達紹介してよ。」なんて言われて、いざ紹介したら、「全然話しが合わない、つまらない。」などと言ってしまえば、あなたと友人との縁が切れてしまう・・・なんてことになってしまうでしょう。
そのため、今後のビジネス活動や、ビジネスマナーの基本として、「今回の案件は自宅から遠いため辞退をいたしますが、是非今後近場で良い条件があれば、検討します。」などと、少しぼかして、相手を批判することがないように注意しましょうね。
では、もうすでに断ることが決まっているのであれば、お互いにタイムロスが発生しないように早急に断りましょう。
4、決断が決まったら、早めに断るのがマスト!
ヘッドハンティングをされて、転職について本気で悩む人もいます、また全く見向きもせずに断る決断を下す人もいます。タイミングや条件が、完全にマッチしていれば、すぐに決断をして転職する人もいるかもしれませんが、このような事はあまりありません。少なくても、ヘッドハンターと交渉などをして話し合いをする時間を設けて検討する人が多いですね。
ここで何が、言いたいかというと、この時点でヘッドハンターと話し合いや交渉などをしていないということは、あなたは断る事を決断しているのです。だから、こそ今回の記事を確認して、「メールで断るには、どうしたらいいのか?」なんて悩んでいるのですよね。
そのため、この後にお断りメールをご紹介していきますので、早めに断りのメールを送信すること。
なぜかというと…
- お互いの時間がもったいないからです。
- 相手に期待を持たせないようにするためです。
実にシンプルですよね。
もう決断が決まっているのであれば、相手に勘違いされないため、お互いの時間のために、早めに断るのです。
好きな人に告白したのに、返事がない・・・「返事がないから諦めきれない。。」「返事がないからまだ相手は検討しているのかも。。」なんて告白の時と似ていますね。相手の気持ちを変に揺さぶらせないために、そしてお互いが今後も良好な人間関係を保つために、やはり決断したら、すぐに断るのがマストなんです。
では、実際にヘッドハンティングをお断りする際のメールの文章を例文を参考にして確認していきましょう。
ヘッドハンティングのお断りメール【例文あり】
常日頃から会社などで、メール文章を作成している方であれば、断るメール文章など、簡単、簡単!なんて思うかもしれませんが、ヘッドハンティングを断るメールでは先ほどからお伝えしているいくつかのポイントを盛り込む必要があります。
これからも、ヘッドハンターと良好な関係を築いていくためにも、下記を参照して、丁寧にお断りしましょうね。
ヘッドハンティングを断るメール【例文】
件名:求人案件のご紹介について
〇〇会社
△△様(担当者の名前)
お世話になっております。
この度は、□□社のご紹介をして頂き、誠にありがとうございます。
今回ご紹介して頂いた案件は、とても魅力的で惹きつけられ、
将来性の高い案件であると感じました。
しかしながら、現在の会社での引継ぎ業務、その他にプライベートなことなどを
真剣にご検討させて頂いたところ、大変恐縮ではございますが、お断りをさせて頂く決断に至りました。
せっかく、ご紹介頂いた案件であったにも関わらず、承諾するに至らずご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした。
またこの度私に、ご紹介下さった△△様には大変感謝しております。
今後ともご支援、ご協力をして頂ければ大変光栄でございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
◇◇(自分の名前)
いかがでしょうか。
ヘッドハンティングを断るメールの例文をお伝えしましたが、最後に簡単に上記の例文のポイントをおさらいしましょう。
断るポイントとは…
- 今回の案件に関しては、良し悪しに関わらず、高評します。
- せっかくご紹介して頂いたので、丁寧に丁寧に断ります。
- そして紹介して頂いた担当者に感謝を伝えます。
- 最後に今後のお付き合いもさせて頂きたい旨を伝えます。
上記の4つの流れが1セットになります。この流れさえ掴めば、丁寧に、また相手に不快な思いをさせることなく断ることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、ヘッドハンティングの誘いをメールでお断りするポイントと例文をご紹介しました。
断りのメールを送るポイントは4つ…
- 断ることに罪悪感は必要ない!
- 断る場合でも丁寧な姿勢が大切!
- 理由はハッキリではなくて、ぼかすことが大切!
- 早めに決断して、早めに断るのがマスト!
上記の4つのポイントをまずはしっかりと抑えて、自分の気持ちを整理して、相手の気持ちを理解した上で、メールを作成していきましょう。
今回はヘッドハンティングを断ることになったとしても、今後もあなたをサポートしてくれたり、取引先になる可能性だってあります。そのため、何かの縁で頂いたこの繋がりを、これからも大切にするために、感謝の気持ちを忘れずに良好な関係を築いていきましょうね。
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